性暴力(強姦等)に対する偏見  ~「強姦神話」から~

①強姦は若い女性にだけ起きることだ 

②挑発的な服装が強姦を招く 

③抵抗すれば強姦は防げる。加害者ひとりの力では実行不可能である。 

④たいていの強姦は衝動的なもので加害者は女性を見ると襲いたくなる 

⑤強姦の加害者は見ず知らずの人である 

⑥男性はセックスなしではいられないから強姦する

 

実は、強姦をはじめとする性暴力に関しては、様々な偏見や誤解が存在します。

例えば、 ①実際には若い女性だけでなく、小さな男の子や高齢者も被害に遭っている。 

②「挑発的な服装が強姦を招く」、「③抵抗すれば強姦は防げる」といった考え方は、事実と異なりますし、被害者に責任を転嫁するものです。

④性暴力は周到に計画されたもので、加害者は確実に時と場所を選び、抵抗できなさそうな人に狙いを定めている。 

⑤後で見るように、知っている人からの被害は大変に多い。 これらは偏見や誤解であり、性暴力の真実を表しているとは言えません。    


米国ワシントン レイプ・クライシスセンターのトレーニングマニュアルより 「犯罪被害者の心の傷」小西聖子著(白水社)より抜粋 

Heart Net 72

たすけて・・・ たすけてほしいけど、誰にも言えない 性暴力被害、DV、性的虐待など 自分の意思がないところで、心と体を傷つけられたひとにとどけたい 自分を取り戻すための〝一歩〟のきっかけを-。 それが、ハートネット72が目指すもの。 どうしたら良いの? 誰に言えば助けてくれるの? 私はいつか救われるの? 知れば、開ける道があるかもしれない 「誰かの〝一歩〟のきっかけになってほしい」

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