被害にあってしまったら

「まさか自分が・・・」

あまりに突然のことて、呆然としているかもしれません。

自分が悪かったんだと自分を責めて、

自暴自棄になってしまっているかもしれません。

「あなたは悪くありません」

自分をこれ以上傷つけないために、

できれば72時間以内に行動してほしいことがあります。

72時間以内にしてほしいこと

被害にあった直後は、なかなか現実を受け止めることができず、自ら行動に移すことができないかもしれません。

1ヶ月、1年、人によっては10年経ってやっと行動に移すことができたというケースもあります。

しかし、早いタイミングに行動できたからこそ自分を救うこともできるのです。


【1】自分の身体を守る 

【2】証拠を残す 

【3】相談する 


この3つのことを、なるべく早いタイミングで行動に移してみましょう。

【1】自分の身体を守る

〜妊娠や性感染症を防ぐ〜

レイプ被害の場合は、まずはあなたの身体を守ってください。

72時間以内であれば、望まない妊娠を避ける為にピルを服用するという緊急避妊を行うことができます。

また、性感染症の検査を受けることも大切です。

なるべく早い段階で婦人科へ行きましょう。

【2】証拠を残す

〜犯人を処罰するための大切な証拠〜

身体や衣服には証拠となるものが残されている可能性があります。

衣服は洗わずに未使用の紙袋に残しておいてください。

証拠はあなたの味方になります。


あなたを傷つけた犯人を訴え、きちんと罰を与えることは、あなたの心の回復にとても大切なことです。

でも、今すぐ訴えることを決められない、そんな場合でも証拠を取っておくことで、未来の自分を助けることになるかもしれません。

【3】相談する

〜今のあなたに必要なアドバイスを〜

「警察に通報、110番」ということに抵抗があるようなら、被害者支援センターに相談してみると良いかもしれません。

北海道から沖縄県まで各都道府県に被害者支援センターがあります。


また、都道府県によっては性暴力専門の「ワンストップ支援センター」と呼ばれる専門窓口が設置されています。

ワンストップ支援センターにかけ込めば、必要な支援機関の紹介や連絡を一手に引き受けてくれるため、あなたの負担を減らすことができます。


支援センターの方は、あなたの味方です。

「あなたは悪くない―」

警察に連絡するのを躊躇している人も、まずは相談してみてください

アンケート

「警察・検察・裁判所を変えたい!」


〈被害者のお立場の方々へ〉

性暴力事件において警察・検察・裁判所の対応に問題があり、改善を求めたいと思われるケースがありましたら、アンケートにご協力ください。

アンケートは全てに答える必要はありませんので、無理のない範囲でご回答ください。

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【アンケートについて】

◆対象組織の改善をお約束するものではありませんが、可能な範囲で改善を促すための情報として活用させていただきます。

◆連絡先を入力いただいた場合も、原則としてこちらからご連絡することはありませんが、改善を促すため等必要な場合には連絡させて頂くこともあります。

◆センシティブな内容ですので、回答の途中で心身に不調を来した場合はすぐに回答を中断するなど、ご自身でケアをお願いします。

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以上の内容についてご了承いただける方のみ、こちらのアンケートへご協力をお願いします。